旭野高校ラグビー部　A.R.F.C

　大事なゲームで、新人戦から２連敗中の三好。秋の大会を考えても１つでも上になりたいところ。
　三好がファースト・ジャージーできたので、臙脂と赤。なんか見にくくないか？？なんてゲーム前に思ったりもしたが、時折雨がパラつく中、三好がサイドを選び、旭野ボールのＫＯで試合が始まった。
　旭野が三好のキックをキャッチ、そしてカウンター攻撃からいきなりビッグ・ゲイン。しかし、ペナルティを犯し、いきなりのチャンスを失う。良い攻撃をみせるが、ミスも重なり、ハーフ付近での攻防が続く。１０分過ぎに旭野が三好陣内でペナルティを得るが、キックが何とノータッチ。しかし三好がラッキーにも蹴り出してくれたおかげで、結果的に三好陣内でマイ・ボールＬＯ。ここから旭野が攻めっぱなしの内に先制Ｔ。
　この後のリスタートから三好が今度は攻めっぱなしの時間が続くが、三好のハンドリング・エラーに助けられる。旭野陣内１０Ｍ付近でマイ・ボール・スクラム。ここから三好のディフェンスをブレイク。ショート・パントを上げて、これを上手く拾い、つないでＴ。「前半でもう一つ欲しいなあ･･･」と思っていたところ、パスをインターセプトされて三好にＴをかえされる。時計は前半残り３分。このまま前半終了か･･･なんて思っていたら終了間際で旭野が自陣Ｇ前でＰ。三好がショットを決めて前半終了となった。
　スコアは２点差だったが、旭野が崩されて得点を失ったわけではないので、ハーフ・タイムでも選手も落ち着いてみえた。
　そして、後半開始。すぐに三好陣内でマイ・ボール・スクラムからＢＫでＴ。スコアが９点差のセーフティ・リードとなる。旭野ＢＫのディフェンスが崩される場面が少ないためか、三好はメンバーを－入れ替えながらＦＷで勝負を仕掛ける。旭野に我慢の時間が続く。再三のピンチがあったが、グランドの選手からは「攻めるぞ」の掛け声。前回、瑞穂で三好に逆転負けした時の学習効果か。ベンチからは「ボールを継続しろ」と声が飛ぶが、選手はキックしたりしてヒヤヒヤする場面も。そして残り時間５分を切ったところで旭野が三好陣内でＰを得て、タッチからＬＯ。またもやベンチから「全部ＦＷで攻めろ」の声が飛んだのだが、ＢＫに展開。だがこれがＴにつながり、Ｇも決まってノーサイドの笛が。選手も応援してくれた父母会の方々にも涙がみえた嬉しい勝利となった。