旭野高校ラグビー部　A.R.F.C

　大事な「シード権」がかかったゲーム。昭和がサイドを選んで旭野のＫＯでスタート。
　まずはＬＯをＴＯして旭野が先制。旭野の攻撃もリズムが良く、ＢＫでゲインすると１３分、１９分と続けてＴ。しかし終了間際に１本返され、前半は１９－７。
　後半は「先に３本とってから自由に攻めろ」との指示があったのにも関わらず、開始からピンチの連続。一度マイボールスクラムがあったものの、１０分以上昭和にボールを支配され続け、あれよという間に何と逆転されてしまう。インゴールで円陣を組む旭野。少し昨年春の総体時の記憶が蘇ったが、リスタート後のスクラムで敵のボールを奪うとＧ前まで怒濤の攻撃。昭和がたまらず反則を犯すと旭野は「ショット」の選択。正面だったが難なく決めて逆転。しかし、リードは僅かに１点。残り時間は１０分。「守るより攻めるべし旭野」･･･。リスタート後、昭和が蹴り込んだボールを旭野がカウンターからいっきに昭和のＧ前に迫り、モールを形成するとこれがＴに。この後の大事なＧが決まり、勝負の流れは旭野に。２９分、３０分に２本とって４１－２１に。スコア以上にスリリングなゲームだった。