旭野高校ラグビー部　A.R.F.C

　昨年よりも１ヶ月早い初戦となった南山戦。快晴の中、旭野が風上、南山のＫＯでスタート。
　開始早々、旭野はマイボールのスクラムから右に展開するも、いきなりＴＯされる。南山は取り返したボールをすぐにキック。幸いに、南山がボールを旭野に渡してくれた格好になり、順目に２つ回した旭野が先制のＴをあげる。１１分にも、旭野は南山陣内２２Ｍに入ったところでマイボールＬＯ。旭野がモールを形成しようとすると、これを南山がコラプシング。素早くＰからＧＯの旭野が２つめのＴをあげる。ここから、３Ｔをあげる旭野だが、何とも勢いを感じない。淡々と試合が流れていく感じ。そんな調子で前半終了。
　後半になると、旭野が先にＴをあげたものの、南山はNo.8を起点に旭野陣内に度々入り込んで、ピンチの連続。１９分には、旭野のディフェンスが３人も余らされてラインをブレイクされると何人ものディフェンスをかわされてＴを与えてしまう。最後は旭野も１つＴを返したが、ファイティング・スピリッツをもっと発揮して欲しかった。今田コーチが、「試合に勝って、喧嘩に負けたような試合。」と試合直後に漏らしていたが、まさにそんな感じのゲームだった。