ラグビー
花園予選 準決勝 vs春日丘
投稿日時:2019/11/30(土) 19:37
こんにちは。11月9日 豊田運動公園球技場にて花園予選 準決勝が行われました。結果は以下の通りです。
vs春日丘
前半 3-28
後半 0-50
計 3-78
ついにここまでやってきました。試合が始まる前にキャプテンが言った言葉。「合宿も行ったし、たくさんランで走ってきたよな。全部、出し尽くそう」そんな言葉で、思い出が鮮明に浮かび上がりました。けれど、泣くのは勝ってから。そう思いぐっと涙を堪えます。コートに入っていく選手達の姿は誰よりもかっこよく見えました。
試合開始。序盤、敵陣で相手からペナルティを奪うことに成功します。気持ちを入れて攻めますが、4分、敵ボールで迎えた敵陣の22mラインアウト。ここから軽快なステップでパスを自陣まで回され、先制トライを奪われます。ですが、「大丈夫。ちゃんと守れる。」そんな選手達の声かけはとても頼もしいものでした。旭野ボールのキックオフから試合は再開します。しかし、ボールをキャッチした相手は、それをそのままトライに繋げます。0-14と2トライ差。ベンチからの声援も大きくなります。そこからは攻めては守られ、攻められては守り、一進一退の攻防が10分ほど続きます。均衡を破ったのは春日丘でした。開始20分、キックカウンターから抜けられて相手のトライ。そしてその4分後にも自陣ゴール前のスクラムからのトライを奪われます。しかしその後、相手が自陣のゴール前でペナルティを取られます。それをチャンスとし、旭野はショットを選択。無事成功し、3点を追加して前半は終了。
前半は相手のペナルティが多かったように感じました。なんとかそれを突いて攻め切りたいところです。ハーフタイムに落ち着いて先生の話を聞く選手の横顔を見て、私たちも気合を入れ直しました。
そして旭野ボールキックオフから後半が始まります。相手はそのボールを取り、その勢いのままトライ。その後も春日丘のスピード感のあるオフェンスは力強く、じわじわと点差を広げていきます。旭野も果敢にタックルに入り相手のトライを防ごうとします。しかし中々止めることはできません。時間は瞬く間に過ぎてゆき、結果は、前後半合わせて0-78で完敗しました。
学校=部活という生活の2年半だったように感じます。1日1日が必死で苦しいこと、悔しいこと、悲しいこと、楽しいこと、嬉しいこと、多くのことを実感してきました。部活内だけじゃなく、テストの点数を競ったり、ご飯を食べに行ったり、休日に遊びに行ったりしたそういう思い出の一つ一つが今でも鮮明に浮かんできます。辞めたいって思うことも、なんでこんな思いをして部活を続けなきゃいけないんだ、と思うこともみんな何度もあったと思います。実際に私たちもありました。しかし、失うものは何一つなく、得るものばかりで本当に言葉では伝えきれないあっという間の2年半でした。最後の最後までみんなを1番近くでサポートをすることができて良かったと心から思います。
そして3年生のみんな、私たちはみんなにとって良いマネージャーであれたかどうかわからないけれど、私たちにとってみんなは最高にかっこよく、最高に頼もしい自慢の部員です。今までお疲れ様でした。本当にありがとう。
後輩のみんな。これまで、私たち三年生に付いてきてくれてありがとう。“熱く 真摯に ひたむきに”この気持ちを忘れずに練習に取り組めば、もっと強くなれると思います。花園ラグビー場でのプレーが見れることを楽しみにしています。
また、メディカルやウエイトをサポートしてくださった方や、OB OGを初めとする多くの方々にお世話になりました。たくさんのお力添えをありがとうございました。
そして父母会の皆様には、これまで私たちの1番近くでサポートしていただきました。こうして今も旭野ラグビー部が続けられているのは父母会の皆様の力があったからこそだと思います。送迎や炊き出し、みんなの記録を写真やビデオに残してくださったこと、それだけはなく毎日の食事や洗濯など、常に私たちを陰ながら支えていただいたことは、私たちを動かしてくれる原動力でもありました。本当にありがとうございました。
これからも引き続き、新体制となった旭野ラグビー部の応援をお願い致します。
2019年11月9日引退 青木世代MG 仁湖 朱音
アーカイブ
- 2024年3月(2)
- 2024年1月(1)
- 2023年12月(3)
- 2023年11月(1)
- 2023年10月(1)
- 2023年6月(2)
- 2023年5月(3)
- 2023年4月(1)
- 2023年2月(3)
- 2023年1月(4)
- 2022年12月(2)
- 2022年11月(1)
- 2022年10月(1)
- 2022年9月(1)
- 2022年6月(2)
- 2022年5月(2)
- 2022年4月(1)
- 2022年1月(2)
- 2021年12月(3)
- 2021年11月(4)
- 2021年10月(3)
- 2021年9月(2)
- 2021年6月(1)
- 2021年5月(1)
- 2021年4月(2)
- 2021年3月(2)
- 2021年1月(2)
- 2020年12月(3)
- 2020年11月(4)
- 2020年10月(2)
- 2020年9月(2)
- 2020年1月(3)
- 2019年12月(5)
- 2019年11月(2)
- 2019年10月(4)
- 2019年9月(2)
- 2019年8月(1)
- 2019年7月(3)
- 2019年6月(2)
- 2019年5月(6)
- 2019年4月(3)
- 2019年3月(3)
- 2019年2月(4)
- 2019年1月(4)
- 2018年12月(4)
- 2018年11月(2)
- 2018年10月(3)
- 2018年9月(4)
- 2018年8月(2)
- 2018年7月(1)
- 2018年6月(3)
- 2018年5月(5)
- 2018年4月(3)
- 2018年3月(3)
- 2018年2月(5)
- 2018年1月(5)
- 2017年12月(2)
- 2017年11月(5)
- 2017年10月(7)
- 2017年9月(6)
- 2017年7月(1)
- 2017年6月(3)
- 2017年5月(6)
- 2017年4月(4)
- 2017年3月(2)
- 2017年2月(4)
- 2017年1月(3)
- 2016年12月(6)
- 2016年11月(3)
- 2016年10月(1)
- 2016年9月(2)
- 2016年8月(2)
- 2016年7月(2)
- 2016年6月(4)
- 2016年5月(4)
- 2016年4月(5)
- 2016年3月(1)
- 2016年2月(4)
- 2016年1月(5)
- 2015年12月(5)
- 2015年11月(2)
- 2015年10月(3)
- 2015年9月(4)
- 2015年8月(5)
- 2015年7月(4)
- 2015年6月(3)
- 2015年5月(3)
- 2015年4月(5)
- 2015年3月(2)
- 2015年1月(4)
- 2014年12月(2)
- 2014年11月(3)
- 2014年10月(6)
- 2014年9月(2)
- 2014年8月(1)
- 2014年7月(2)
- 2014年6月(4)
- 2014年5月(3)
- 2014年4月(3)
- 2014年3月(5)
- 2014年2月(4)
- 2014年1月(4)
- 2013年12月(7)
- 2013年10月(2)
- 2013年9月(5)
- 2013年8月(3)
- 2013年6月(4)
- 2013年5月(4)
- 2013年4月(8)
- 2013年1月(5)
- 2012年12月(2)
- 2012年11月(1)
- 2012年10月(1)
- 2012年9月(1)
- 2012年8月(1)
- 2012年6月(1)
- 2012年5月(2)
- 2012年4月(1)
- 2012年3月(3)
- 2012年2月(1)
- 2012年1月(2)
- 2011年11月(3)
- 2011年10月(3)
- 2011年7月(3)
- 2011年6月(2)
- 2011年5月(4)
- 2011年4月(5)
- 2011年3月(1)
- 2011年2月(3)
- 2010年12月(7)
- 2010年11月(3)
- 2008年3月(1)
コメント